5人に1人は睡眠の悩みを抱えている

必要な睡眠時間は人によって異なる

厚生労働省の調査によると日本人の睡眠時間は年々減少の一途をたどっていて、成人の約4割の人が1日の平均睡眠時間が6時間を切っているということです。 人間はそもそも明るいうちに活動し、夜は眠るという生活を続けてきたため、強い光を浴びると目が覚めるように身体と脳ができています。このような働きがから他のリズムを整える引き金の1つとなっているため、夜が明けて明るくなると目が覚め、日が暮れて暗くなると眠気を催すようになっています。

しかし、夜中であっても明るい部屋で生活していたり、逆に朝の光が差し込まない部屋で生活していたりする場合には、体と脳が昼夜の区別を判断しにくくなってしまいます。このような生活を長く続けていると、体のリズムがくるい、寝つきや寝起きが悪くなってしまいます。

このようにして睡眠不足や、深い眠りにつくことができないなどの状態が続くと、成長ホルモンの分泌量が少なくなり、体の成長や修復、脳のリフレッシュをうまく行うことができなくなってしまいます。

近年ではスマートフォンやタブレットが普及していて、睡眠をとる前にこれらを見る方も多いと思いますが、これらの画面から発せられるブルーライトも、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの生成を抑制する働きがあるため、睡眠障害の原因となることがあります。

このような理由から、十分な睡眠をとることができていない人は意外に多くなっています。

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