もしかして眠りが浅い?と思ったら

レム睡眠とノンレム睡眠について知ろう

覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があるホルモンの1種であるメラトニンの分泌量は、年齢を重ねるにつれて少なくなってしまいます。そのため高齢の方は早朝に目覚めたり、夜中に何度も目が覚めてしまったりして、若いころよりも睡眠の質が悪くなってしまいます。このように年齢を重ねるにつれ快適な睡眠をとりづらくなる原因には、メラトニンの分泌量の減少以外にも、体内時計の調節機能の弱まりということが挙げられます。

人間の眠りは、体だけではなく脳や心の疲れをとるためにも重要です。もし、自分の眠りが浅いかもしれないとお悩みの方がいらっしゃったら、本当に眠りが浅いのかを知る前にレム睡眠とノンレム睡眠の2つの睡眠について知っておくことをおすすめします。

レム睡眠とは体は横になって休んでいる状態でも、脳が起きて活動している状態のことをいいます。なぜ脳が活動しているのか分かるのかというと、眼球活動が行われているため脳が起きていると判断されるのです。このレム睡眠中は、脳が覚醒しているため眠りが浅く、夢もこの時に見ています。

もう1つのノンレム睡眠とは、体も脳も休んでいる状態のことを言い、いわゆる「熟睡している」状態となっています。眠りが浅いという方は、睡眠中にレム睡眠からノンレム睡眠に移行することができずに、脳が活動した状態のレム睡眠が続いている可能性があります。

ノンレム睡眠を十分にとれていない場合には、快眠サプリメントなどを活用して睡眠の質を上げることをおすすめします。

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